西区

樹齢600年のヘビの御神木と茨住吉神社のいばらのロマン【大阪市・西区】

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茨住吉神社【大阪市・西区】

にぎやかな九条の商店街から少しだけ足をのばすと、ふわりと静けさに包まれる「茨住吉神社」に出会えます。
地元では「茨の住吉さん」と呼ばれ、江戸時代からこの大阪市西区のまちを見守り続けてきた、やさしい雰囲気の神社です。

交通安全や安産守護、厄除開運などのご利益があるとされ、ふらりと立ち寄るだけで気持ちが整うような場所。
境内には、樹齢600年を超える立派な御神木や、美しい女神さまを祀った「市杵島姫神社」もあり、どこか神秘的な空気も感じられます。

都会の中で、ちょっと一息つける癒しの杜。
レトロな町並みに溶け込む静かな神社で、あなたも自分と向き合う時間を過ごしてみませんか?
カフェやお散歩とあわせて、気軽に立ち寄れる“ご縁スポット”です。

九条の“いばらの杜”にひっそりと。地元に寄り添う茨住吉神社へ

にぎやかな商店街を抜けて、ちょっとだけ静かな場所に足をのばすと出会えるのが、茨住吉神社(いばらすみよしじんじゃ)

地元では「茨の住吉さん」と呼ばれ、街の発展と安全をずっと見守ってくれている、温かみのある神社です。

新田開発から始まった、九条の“まもり神”

この神社の始まりは、江戸時代・寛永元年ごろ。
新しく開発された“九条新田”の安全を祈って、住吉大神をお祀りしたのがきっかけです。

かつてこの辺りは、川の合流点にできた砂州(さす)に囲まれた島々が並ぶエリアで、「難波八十島」のひとつとされていたんですよ。

そしてその後、田畑は村へ、村は町へと発展していき、昭和初期には映画館や屋台が並ぶ賑やかな繁華街としても知られていました。

いばらの由来は?ちょっぴりロマンを感じる神社名

「茨住吉神社」という名前の“茨(いばら)”には、2つの説があります。

  • 神様を分け祀った元の場所が「菟原(うばら)=茨」の名だったという説
  • かつて新田開発の頃に、いばらが生い茂っていた土地に神様をお祀りしたからという説

どちらも確定はされていませんが、荒地に神さまをお迎えした…というイメージが、どこか神秘的で素敵ですよね。

境内の見どころは?大切に守られる「市杵島姫神社」と御神木

境内には、小さなお社「市杵島姫神社(いちきしまひめじんじゃ)」もあります。
かつてこの地にあった「かきつばたの池」に描かれていた歴史ある神さま。

御神木である大きな樟(くすのき)のそばにお祀りされています。
この樟は、なんと樹齢600〜700年といわれ、昔はたくさんの巳(ヘビ)が住む神聖な木として、地元の人に信仰されていたそうです。

お散歩がてら、神さまに会いに行こう

忙しい毎日の中、ふと立ち寄って深呼吸できる場所があるって、とても大切なこと。
茨住吉神社は、都会の真ん中で心をすっと整えてくれるような、やさしい空気が流れる神社です。

近くにはレトロな雰囲気の商店街や、素敵なカフェも。
お出かけのついでに、ぜひ立ち寄ってみてくださいね♡

主祭神 [神社の中心的な神様]
  • 底筒男命
  • 中筒男命
  • 表筒男命
  • 息長足媛命
御神徳 [神様から授かる恵みやご利益]
  • 交通安全
  • 安産守護
  • 厄除開運

 

開運

茨住吉神社

住所:大阪府大阪市西区九条1-1-17
アクセス:地下鉄中央線九条駅下車徒歩5分
開門時間:6:00~18:00
電話番号:06-6582-2211
公式HP:茨住吉神社


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