八劔神社【大阪市・城東区】
大阪市城東区・鴫野の住宅街にひっそりと佇む八劔神社。そのはじまりは、村人たちが見た“同じ夢”に導かれて建てられたという、少し不思議でロマンのある神社です。
ご祭神は「熱田の神さま」として知られ、災い除けや暮らしの平穏を守るご利益があるといわれています。境内は小さいながらも落ち着いた雰囲気で、心のスイッチをゆるやかにオフにしてくれる空間です。
駅からも近く、仕事帰りやお散歩の途中にふらっと立ち寄れる距離感も魅力。ちょっと疲れた日や心を整えたいときに、そっと寄り添ってくれる存在に出会えるはずです。
静かな住宅街に、ちょっぴり不思議な物語。八劔神社で“夢のお告げ”に出会う時間
大阪市城東区・鴫野の一角に佇む八劔(やつるぎ)神社。
地元では“鴫野のお宮さん”として親しまれ、日々の暮らしをそっと見守ってくれるような存在です。
でも実はこの神社、ちょっぴり不思議でロマンチックな“夢”から生まれたと言われているんです…♡
はじまりは、村人たちが見た「同じ夢」から
八劔神社の創建は、なんと室町時代・応永3年(1396年)。
ある日、鴫野村の人々が「熱田神(名古屋の熱田神宮に祀られる神様)」のお告げを夢に見たのがはじまりなんだとか。
夢のなかで「明日、川辺に私を迎えにきなさい」と語られ、
実際に川へ向かうと、一匹の小さな蛇がすーっと現れ、村へと導いてくれたというお話が伝わっています。
その小蛇がとどまった場所に、村人たちはそっと祠を建てたのが、この神社のはじまり。
なんだか昔話みたいで、素敵なストーリーですよね。
「熱田の神さま」が宿る場所
八劔神社のご祭神は、熱田神宮とゆかりの深い「熱田の神」。
古来より、災いを祓い、人々の暮らしを守ってきた力強い神さまとして知られています。
今では、鴫野・天王田・永田エリアの総氏神様として、地元にしっかりと根づいている神社なんですよ。
住宅街の中にある、心ほぐれる“ちいさな社”
神社の境内はこぢんまりとしていながらも、どこかほっと落ち着く空気感。
喧騒からちょっと離れて、心のスイッチをオフにしたいときにぴったりです。
駅チカなので、お散歩の途中や仕事帰りのリフレッシュにもおすすめ。
願いごとがあるときも、何となく心がざわついた日も、ふと足を運びたくなるような場所です。
“夢のお導き”に思いを馳せて、そっと手を合わせる時間を
神さまからのメッセージが夢に現れるなんて、まるで絵本のようなエピソード。
八劔神社は、そんなストーリーに思いを馳せながらお詣りできる、ちょっと特別な神社です。
近場でゆっくり気分転換したいときや、
地元の歴史を感じてみたい日に、ぜひ訪れてみてくださいね。
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