諏訪神社【大阪市・城東区】
大阪市城東区にある諏訪神社は、千年以上の歴史を持つ、地域に根ざした癒しのスポット。
駅から歩いてすぐの立地ながら、境内にはゆったりとした時間が流れ、都会の喧騒を忘れさせてくれます。
かつて“左遷道”と呼ばれたこの地には、菅原道真公が立ち寄ったという言い伝えも。道真公の想いを感じながら、心静かに手を合わせたくなる場所です。
さらに、豊臣秀吉も深く崇敬した由緒ある神社として、戦勝祈願や流鏑馬神事が行われてきた歴史もあり、ご利益もたっぷり。
建御名方神をまつるこの神社では、家内安全や勝運祈願の願いを込めて、そっとお詣りするひとときがきっと心をととのえてくれるはず。
城東区で見つける、歴史とご縁が交差するやさしい時間。お散歩がてら、気軽に立ち寄ってみませんか?
都会の片隅に佇むパワースポット。諏訪神社で、心ととのう寄り道時間
大阪・城東区にある諏訪神社は、千年以上の歴史をもつ由緒あるお社。
JR「放出」駅から徒歩圏内というアクセスの良さもあり、地元では“すわさん”の愛称で親しまれています。
古くは竹林が生い茂り、周囲が沼地だったというこの地に、ひっそりと鎮座していた神社。
実は、平安時代の承和三年(836年)に奉納されたとされる灯籠も残っていて、その歴史の深さを静かに物語っています。
道真公も立ち寄った?伝説が残る“左遷道”の物語
この諏訪神社には、あの菅原道真公が立ち寄ったという言い伝えがあります。
道真公が大宰府へ左遷される際、伯母のいる道明寺へ向かう途中にこの地を通り、参拝と休憩をされたとか。
そのとき道真公が「このあたりの地名は?」と尋ねると、「左専道(させんみち)」と聞かされ、
「私が今“左遷”される身とは…これは何とも皮肉な名前だ」と、しみじみと呟いたそうです。
このエピソードから、一時期この地は“左遷道”と表記されていたとか。
道真公の悲哀とユーモアが感じられる、ちょっと切なく、ちょっと愛おしい物語ですね。
豊臣秀吉も崇敬した、歴史ある鎮守の杜
やがて時代は移り、豊臣秀吉が大阪城を築いたころ、東の守り神として諏訪神社を深く崇敬。
戦勝祈願や「流鏑馬(やぶさめ)」の神事も行われ、多くの奉納品が寄せられました。
中でも注目したいのが、小田原攻めの戦勝を感謝して奉納された「白豊号」という獅子像。
今も境内に残されており、地域の保存会によって例祭では奉納舞も行われています。
穏やかな境内で、四季を感じるひととき
神社の敷地は、今でも自然に囲まれていて、静かな空気と心地よい風が流れる癒しの空間。
ちょっと疲れた日の会社帰りや、休日ののんびりお散歩にもぴったりです。
ご祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)。
家内安全や厄除けのご利益があるとされ、多くの方が祈りに訪れています。
歴史とご縁が交差する、城東の小さなパワースポット
千年以上も地域を見守ってきた諏訪神社。
その歴史に触れながら、心がすっと整うような時間を過ごしてみませんか?
駅チカでアクセスも良好。
ちょっとした“気分転換”や“神社めぐり散歩”にもぴったりの、城東区のとっておきの隠れスポットです。
- 建御名方刀美命
- 八坂刀売之命
- 腰掛天神
- 健康祈願
- 勝運祈願
- 家内安全