古宮神社【大阪市・鶴見区】
大阪市鶴見区にある古宮神社は、200年以上にわたり地域を見守ってきた歴史あるお社。
もとは赤曽根八幡と呼ばれ、平成には花博の開催に伴って現在の地へと遷座しました。
狛犬がたたずむ境内は、静けさとやさしさに包まれ、心をふっとゆるめてくれます。
学業成就や交通安全、安産守護などのご利益を求めて、地元の人々に親しまれる存在。
日々の暮らしの中で、そっと立ち寄りたくなる鶴見区の癒しスポットです。
街なかで出会う、静けさと歴史。古宮神社でほっとする時間を
鶴見区の住宅街にたたずむ古宮神社(ふるみやじんじゃ)。
どこか懐かしく、やさしい空気に包まれた境内は、心がふっと落ち着く “近場の癒しスポット”です。
赤曽根八幡から、古宮神社へ。時代とともに歩んできた神社
この神社はもともと「赤曽根(あかそね)神社」として、地域の人々に親しまれてきました。
「古宮八幡さん」と呼ばれることもあったそうです。
大正時代には周辺の神社を合祀し、現在の「古宮神社」という名前に。
御祭神は七柱にのぼり、浜・焼野エリアを中心とした地元の守り神として、大切に祀られてきました。
200年以上の歴史。狛犬が静かに見守る、地域のシンボル
創建の時期ははっきりしていませんが、境内にある狛犬の台座には文化九年(1812年)の年号が刻まれており、
少なくとも200年以上、この地を見守り続けてきた歴史があることがわかります。
花博の地にお引越し。今の場所に生まれ変わったきっかけ
平成2年、あの「国際花と緑の博覧会(花博)」の開催に合わせ、神社も現在の場所へお引越し。
街づくりとともに移転した、ちょっと珍しい神社なんです。
この地に根を張りながら、新しい時代へと歩みを進める姿は、どこか前向きな気持ちを与えてくれます。
気軽に訪れたい、身近なパワースポット
古宮神社は、いつ訪れても静かで落ち着いた空気が流れています。
お仕事帰りやお買い物ついでに、「ちょっとひと息つきたいな」という時にぴったり。
境内を歩けば、日常のざわめきから離れて、心がゆるむ瞬間に出会えるかも。
身近なご縁に、そっと手を合わせて
「遠くの有名神社」もいいけれど、こんな“近くの大切な場所”にも、きっとあなたを癒してくれる力があります。
ふだん何気なく通り過ぎていた道を、今日はちょっとだけ遠回りして、古宮神社まで足をのばしてみませんか?
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