住吉神社(福崎住吉神社)【大阪市・港区】
大阪市港区の静かなエリアにたたずむ「福崎住吉神社」は、まるで日常の中にそっと溶け込むような、やさしさに満ちた神社。
工場街の一角にありながら、境内にはミカンやレモン、さくらんぼなど四季の実りが育ち、どこか懐かしい空気が流れています。
境内を歩けば、鳥のさえずりや風にそよぐ葉音に心がほどけるひととき。日常の合間にふらりと立ち寄れば、ご利益に包まれて、気持ちがすっと整っていくのを感じられるはず。
港区で出会える、そっと寄り添ってくれるような神さま。そんなあたたかさに触れてみませんか?
静かな港町で出会う、やさしさの神さま「福崎住吉神社」
大阪・此花区の倉庫街の一角に、ふっと現れる小さなお宮。
そこが、地元の人たちにそっと寄り添う「福崎住吉神社」です。
忙しい日常からほんの少し離れて、風の音に耳を澄ませる時間。
ここには、静かであたたかなひとときが流れています。
開拓の願いとともに、海の神さまをお迎え
福崎住吉神社が生まれたのは、江戸時代後期の天保六年(1835年)。
この地が新しく開拓されるとき、「土地が栄え、海が穏やかでありますように」と、
住吉大神をお迎えして創建されました。
洪水も台風も、そして空襲も。守られてきたお社
その後の歩みは決して平坦ではありませんでした。
明治の洪水、大正の川の改修、昭和の戦火、そしてジェーン台風…
何度も試練に見舞われながらも、地域の人たちの変わらぬ想いが神社を守り、
昭和44年に本殿、昭和55年には社務所が完成。ようやく長年の願いが実を結びました。
四季の実りが迎えてくれる境内
工場や運送会社が並ぶエリアに、ぽつんと佇む神社。
けれど一歩足を踏み入れると、そこにはちいさな楽園のような光景が広がります。
ミカン、レモン、さくらんぼ、ザクロ、姫リンゴ…
境内の木々には季節ごとの果実が実り、花々が彩りを添えます。
ある日には、ふいに迷い込んだ海鳥の姿を見かけることも。
ほんの数分、心をほどくには、ぴったりの場所です。
そっと訪れたい、日常の中のパワースポット
福崎住吉神社は、にぎやかな観光地とはちょっと違う、知る人ぞ知るお散歩スポット。
朝のウォーキングやお買い物ついでに、ふらっと立ち寄ってみませんか?
目立たないけれど、ずっとそこにあって、
そっと見守ってくれているような優しさが、ここにはあります。
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