難波八阪神社(なんばの八阪さん)【大阪市・浪速区】
なんばの街中に突如あらわれる、インパクト抜群の大きな“獅子の顔”。見上げるだけでパワーをもらえそうなその正体は、実は開運のご利益で知られる難波八阪神社の「獅子殿」。
地元の人たちに「なんばの八阪さん」と親しまれてきたこの神社は、疫病除けや厄除け、良縁成就といったご利益を授かれるパワースポットでもあります。
賑やかなエリアにありながら、境内にはふっと静けさが広がり、会社帰りやお買い物の合間に立ち寄るのにぴったりな空気感。大阪市浪速区の真ん中で、ちょっとだけ心を整えたいときにおすすめの癒し空間です。
なんばの街なかで出会える、あの大きな“獅子舞”の正体は?
なんば駅から歩いて数分。
大阪の賑やかな街に突如あらわれるインパクト抜群の“獅子の顔”。
そう、それが難波八阪神社(なんばやさかじんじゃ)、地元で親しまれる「なんばの八阪さん」です。
SNSでも話題の巨大な獅子殿は、見た目の迫力とは裏腹に、実は開運・厄除け・学業成就のご利益で知られるありがたい存在なんです♡
聖徳太子ゆかりの、古くから難波を守る神社
難波八阪神社の創建は、はっきりとした年代は分かっていませんが、
平安時代にはすでに祇園牛頭天王(ごずてんのう)をお祀りしていた古社として知られています。
仁徳天皇の時代、難波の地に疫病が流行した際、
森の松に「牛頭天王の霊地」と書かれた文字が現れたことから、この地に神社が建てられたそうです。
その後、悪疫はおさまり、人々の暮らしが豊かになったことから、
“まちの守り神”として大切にされてきました。
迫力満点の“獅子殿”は、実は開運のシンボル!
境内でまず目に飛び込んでくるのが、あの大きな獅子の顔の舞台。
高さ12m・奥行10m・幅11mという大きさで、口を大きく開けた姿がインパクト大!
この「獅子殿」は、参拝者の厄を飲み込み、福を呼び込む象徴として作られたもの。
迫力のビジュアルながら、実はとってもありがたい存在なんです♡
神仏習合から神社へ。数々の歴史を乗り越えて
かつてはお寺と神社が一緒になっていた時代もあり、12のお寺を抱える大伽藍だったとか。
その後、戦火や明治の神仏分離でお寺は廃絶しましたが、神社としての信仰は受け継がれてきました。
昭和の戦災では社殿も焼失してしまいましたが、
地元の人々の想いと力で復興。今の社殿は昭和23年に再建されたものです。
会社帰りに、ちょっと寄り道したくなる神社
難波八阪神社は、なんば駅・大国町駅からも歩いてすぐ。
観光地に近いのに、驚くほど静かで落ち着いた空気が流れています。
お昼休みに、仕事帰りに、ちょっと疲れた日のリフレッシュに。
巨大な獅子にパワーをもらって、心のもやもやもスッキリ!
おわりに:大きな“おくち”に、願いごとをまるっと届けよう
開運・厄除け・商売繁盛…と、たくさんのご利益がある“なんばの八阪さん”。
あの獅子の大きな口に、自分の悩みや願いをぽんっと預けてみませんか?
帰る頃には、ちょっぴり心が軽くなっているかも♡
近場のパワースポットとして、ぜひ一度立ち寄ってみてくださいね。
- 素盞鳴尊
- 奇稲田姫命
- 八柱御子命
- 商売繁盛
- 良縁成就
- 厄除開運
難波八阪神社(なんばの八阪さん)
地下鉄御堂筋線・四つ橋線大国町駅より約7分
南海難波駅より約6分