恵美須神社(野田恵美須神社・野田のえびすさん)【大阪市・福島区】
大阪・福島区の街角に、そっとたたずむ「恵美須神社(野田のえびすさん)」。900年以上の歴史を持つこの神社は、かつて海辺だったこの地で“海の向こうから福を運ぶ神さま”として大切に祀られてきました。
主祭神は事代主大神。今では商売繁盛や家内安全など、さまざまなご利益がいただける神社として親しまれています。
通りすがりにふらっと立ち寄って、えびす様にご挨拶。ちょっと福をおすそ分けしてもらえる、そんな優しい時間がここには流れています。
静かに心を整えたいとき、ほんの少しの元気をもらいたいとき。福島区の恵美須神社で、心に寄り添うご縁に出会ってみませんか?
お散歩途中に「福」と出会う♡ 野田のえびすさんでご縁日和
大阪・野田の静かな街角に、そっと寄り添うように鎮座する恵美須神社(通称:野田のえびすさん)。
「ちょっといいこと、あるといいな」そんな気分のときに立ち寄りたくなる、心ほっこりの癒しスポットです。
平安時代から続く、海と福の神様
創建はなんと900年以上前。
今ではすっかり陸地のこのあたりも、昔は大阪湾の海辺だったんです。
漁師町として栄えたこの地では、海の向こうから福をもたらす神様「えびす様」が大切にお祀りされてきました。
神社に残る御影石には「永久三年(1115年)」の文字が。
平安時代の終わり頃から、えびす様はこの地で、福を届けてこられたのですね。
地元の守り神から、商売繁盛の福の神へ
このあたりはかつて「野田村」や「玉川」などと呼ばれ、地元の人々の守り神として信仰されてきた野田のえびすさん。
やがて大阪の町が商業都市として発展するなかで、えびす様は“商売繁盛の神様”として大ブームに。
現在では、お正月の「十日えびす」で有名に。
毎年1月9日・10日・11日には、たくさんの人が「福」を求めて参拝に訪れ、境内は笑顔でいっぱいに♡
十日えびすでは「福娘」から縁起物も♪
1月の「宝之市大祭(十日えびす)」では、福娘たちから縁起物を授かることができます。
笹や熊手、鯛の飾りなど、それぞれの縁起物に願いを込めて新年をスタートするのも素敵な習慣ですね。
夏のお祭りは、地域の“にぎわい”と共に
7月19・20日には、太鼓・だんじり・鯛鉾が街を巡行する夏祭りが開催され、地元の人々の熱気に包まれます。
「御旅所」と呼ばれる場所まで神輿が運ばれ、町全体がひとつになってえびす様をお迎えする雰囲気は、
ちょっと懐かしくて心がぽっと温かくなるはず。
ちょっと福をおすそ分け♡ ふらっと立ち寄ってみて
近くを通りかかったときや、ちょっと気分を変えたい会社帰りに。
静かで落ち着いた境内には、日々の疲れをふっと癒してくれる空気が流れています。
福の神・えびす様に、にっこりご挨拶して、ちいさな幸せに出会えるお散歩タイムを楽しんでみませんか?
- 事代主大神
- 天照皇大神
- 八幡大神
- 商売繁盛
- 家内安全
- 開運招福
恵美須神社(野田恵美須神社・野田のえびすさん)