福島天満宮(上の天神)【大阪市・福島区】
都会の真ん中、福島区の静かな街角にそっと佇む「福島天満宮(上の天神)」は、忙しい日常のなかでふと立ち寄りたくなる、やさしさに満ちた神社です。
菅原道真公ゆかりのこの場所には、福島という地名の由来になったと伝わる伝説や、梅と松にまつわる美しい和歌が今も息づいています。
境内には学業成就や厄除開運のご利益を願う絵馬が並び、訪れる人々の思いを静かに見守ってくれているようです。
駅からすぐの距離にあるのに、境内に一歩足を踏み入れると、心がすっと軽くなるような不思議な空気に包まれます。
福島の街をお散歩しながら、静かな木々に囲まれたこの神社で、自分の小さな願いをそっと届けてみませんか?
ちょっと疲れた日にこそ訪れたい、“心に寄り添う”よりどころです。
福島に佇む“上の天神”へ。心に寄り添う、やさしさの神社時間
福島区の静かな住宅街にそっとたたずむ、福島天満宮。
地元の人からは親しみをこめて「上の天神」と呼ばれ、学問の神様・菅原道真公をお祀りする、小さくも歴史深い神社です。
“福島”の名前は、実はこの神社から?
その昔、大宰府へ向かう途中の菅原道真公がこの地に立ち寄られ、
もてなしてくれた村人への感謝を込めて、「この地を“福島”と呼びなさい」と名付けられたという伝説が。
公が自らの姿を描き、贈ったとされる御影は、今もご神体として大切に祀られています。
静けさの中に、やさしい時間が流れる神社
福島駅からほど近い場所にありながら、境内はどこか懐かしくてほっとする空気が漂います。
参道を歩くと、木々の間から差し込む光が優しく揺れて、まるで時間がゆっくりと流れていくよう。
学問の神様として、進学・仕事運アップにも
天神様として有名な道真公は、学業成就だけでなく、努力する人を応援してくれる神様として、受験生や社会人にも大人気。
境内には願いごとを書いた絵馬がずらりと並び、多くの人の想いが集まっています。
道真公が詠んだ和歌も。心に響く“梅と松”の物語
神社には、道真公がこの地で詠んだとされる和歌も伝わります。
「行く水の 中の小島の 梅咲かば さぞ川浪も 香に匂ほらむ」
そして、梅と松の枝を一緒に挿して植えたところ、一本の木として根付いたという、不思議で美しい逸話も残されているんです。
今に受け継がれる、まごころの神社
戦災や火災を乗り越えながらも、多くの人々の手で守られてきた福島天満宮。
今も、地域の方々の“まごころ”に支えられて、お詣りする人々をやさしく迎えてくれます。
福島駅からすぐ。ふらっと立ち寄れる癒しのパワースポット
JR「福島駅」や阪神「福島駅」から徒歩すぐというアクセスの良さも嬉しいポイント。
お散歩の途中や、仕事帰りにちょっと立ち寄って、気持ちを整えるのにぴったりの神社です。
境内に立つと、自然と深呼吸したくなるような静けさと清らかさ。
ちょっと疲れた心に、そっと寄り添ってくれるようなやさしさを感じられますよ。
今日をリセットしたい日に。小さな願いを届けに行こう
「なんとなく心がざわつくな…」「ちょっとひと息つきたいな」そんな日におすすめなのが、福島天満宮。
人混みのない静かな境内で、自分の“願いごと”に向き合ってみませんか?
あなたの小さなお願いも、きっとやさしく見守ってくれるはずです。
- 菅原道真公
- 大国主命
- 事代主命
- 少彦名命
- 病気平癒
- 厄除開運
- 学業成就
福島天満宮(上の天神)
阪神・JR環状線「福島駅」南隣