八幡神社【大阪市・鶴見区】
大阪市鶴見区にある八幡神社は、千年近い歴史をもつ地域のやすらぎスポット。
南河内から勧請されたご神霊が祀られ、今も変わらず「八幡さん」として親しまれています。
境内には素朴であたたかな空気が流れ、日々の中でほっと心がととのうひとときにぴったり。
ご利益は家内安全や厄除など、身近な願いにそっと寄り添ってくれます。
駅からのアクセスも良く、お散歩気分でふらっと訪れてみたくなる神社です。
もくじ
のんびり歩いて出会いたい、小さな祈りの八幡さん
鶴見区の街なかにそっとたたずむ八幡神社は、地域の人たちに「八幡さん」と親しまれる、歴史ある守り神。
ちょっと疲れた日や、心を整えたい朝にふらりと訪れたくなる、そんな静けさがここにはあります。
南河内からやってきたご神霊。歴史はなんと千年近く!
その起源は、延久四年(1072年)までさかのぼります。
現在の羽曳野市にある誉田八幡宮から分霊をお迎えして、この地にお祀りされたのがはじまりだそうです。
さらに、建武年間(1334年頃)には、あの楠木正成の家臣である井賀和泉守源義明が、徳庵城を守る祈願所としてこの神社に五十石の寄進を行ったとも伝わっています。
明治以降も大切に守られてきた、地域の神さま
時代が移り変わっても、地元の方々の信仰は変わらず、明治五年には村社に。
さらに大正元年には神饌幣帛料供進社に指定され、今も大切に祀られています。
ちょっと一息。こころが落ち着く、街のなかのやすらぎ空間
静かな境内には、どこか懐かしさと安心感がただよいます。
ご近所さんがお詣りに立ち寄ったり、こどもたちの遊ぶ声が聞こえたり。
決して派手ではないけれど、日常の中にやさしく寄り添ってくれる場所です。
駅からふらっと。お散歩がてら、八幡さんにご挨拶
最寄りのJR「徳庵」駅からも歩いて行けるので、会社帰りに立ち寄るのもおすすめ。
街の喧騒を少し離れて、ちょっぴり自分を見つめ直すような時間を過ごしてみませんか?
きっとあなたの心の中にも、穏やかな風がふっと吹き抜けるはずです♡
主祭神 [神社の中心的な神様]
- 誉田別命