姫嶋神社(やりなおし神社)【大阪市・西淀川区】
大阪市西淀川区にひっそりとたたずむ「姫嶋神社」は、“やりなおし神社”の名で親しまれる、心をそっと整えてくれる神社です。
ご祭神の阿迦留姫命は、困難な状況を乗り越えて新たな道を切り開いた、再出発の象徴のような存在。そんな背景から、人生の節目にそっと寄り添い、決断を後押ししてくれる神さまとして、多くの女性たちに慕われています。
境内には「赤い玉」や「虹色の光」にまつわる美しい神話が残され、訪れるだけで前向きな力を感じられる不思議な空気が漂っています。
西淀川区の中でも、まさに「心がほどける場所」として愛される姫嶋神社。何かをやりなおしたいとき、そっと背中を押してくれるようなあたたかさに包まれてみてください。
やりなおしを応援してくれる、姫島の神さま
大阪・西淀川区にある「姫嶋神社」は、地元の人々から“やりなおし神社”の愛称で親しまれている、再出発に寄り添う神社。
決断や行動を後押ししてくれる神さまとして、がんばる女性たちの心の拠り所になっています。
お仕事帰りにちょっと立ち寄ったり、休日のお散歩ついでに訪れるのにぴったり。
静かな境内には、前向きなパワーがそっと息づいています。
神さまは“新たな人生を歩んだ女性”
ご祭神の阿迦留姫命(あかるひめのみこと)は、古事記にも登場する女性の神さま。
かつて新羅の王子との結婚生活に別れを告げ、たった一人で海を越えて日本へ。新たな地で自立しながら、女性たちに機織りや焼き物、音楽などを教え伝えたといわれています。
その人生が「やりなおし」そのものだったことから、
いつしか“決断と行動の神さま”として、女性たちの背中を押す存在になりました。
赤い玉と虹色の光、ちょっと不思議な美しさ
姫嶋神社の伝説には、赤い玉から美しい女神が生まれた…というロマンチックな神話も残っています。
その始まりは、ある女性が虹色の光を浴びて赤い玉を産んだという不思議なお話。
このことから、境内では“赤い玉”や“五色の虹色”が特別な意味を持ち、美しさと変化の象徴として大切にされています。
戦火を越えて、“再出発の神社”へ
姫嶋神社は、第二次世界大戦の大阪大空襲によって社殿を焼失。
しかし、その後の復興を願う人々の手によって再建され、
「何もないところから立ち上がる」象徴として、“やりなおし神社”と呼ばれるようになりました。
境内にある楠社(くすのきしゃ)には、戦火の傷跡が残る御神木の跡も。
再生と再出発を願う人たちにとって、まさに心を支える存在です。
前を向きたいあなたへ。そっと背中を押してくれる場所
「新しい自分に出会いたい」「もう一度やり直したい」
そんなとき、姫嶋神社はきっと、そっと背中を押してくれるはず。
会社帰りにふらっと立ち寄ってみるのもよし、週末にちょっとだけ気持ちを整えに来るのもよし。
静かでやさしい時間が流れる境内で、心を整えてみませんか?
- 阿迦留姫命
- 住吉大神
- 神功皇后
- 再起復活
- 女性の開運招福
- 女性の心願成就
姫嶋神社(やりなおし神社)
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