東淀川区

安閑天皇ゆかりの神社で深呼吸 – 東淀川の大宮さんでほっと一息(大宮神社)【大阪市・東淀川区】

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大宮(大宮神社)【大阪市・東淀川区】

東淀川区の住宅街にそっと佇む「大宮神社」は、地元で“おおみやさん”と親しまれる、安らぎに満ちたお社です。

安閑天皇ゆかりのこの神社は、千年近く地域を見守ってきた歴史があり、家内安全や商売繁盛などのご利益も。

かつては森の中にあり、淀川を行く船の灯台代わりにもなっていたという、ちょっと素敵なエピソードも残されています。

今は駅チカの静かなパワースポットとして、忙しい日常にやさしい時間を運んでくれる存在です。

静かなまちに佇む、安らぎの「おおみやさん」

大阪・東淀川区の住宅街に、そっと息づく「大宮」(通称:大宮神社)。
地元の方からは親しみを込めて“おおみやさん”と呼ばれ、
今も変わらず地域の暮らしを見守ってくれる、やさしい存在です。

社名の「大宮」は、もともとこのあたりで使われていた呼び名。
正式に「大宮」となったのは明治43年のことですが、
人々の口から口へ、ずっと昔から大切にされてきた名前です。

時を越えてつながる、安閑天皇のご縁

大宮神社のご祭神は、第二十七代・安閑天皇。
かつてこの地にたびたび訪れ、牛を放牧して土地の発展を願ったと伝えられています。
その功績を慕って、人々が天皇をお祀りしたのがはじまりです。

明治時代には、近隣の「豊国神社」や「橋多賀神社」も合祀され、
今では天手力男命や大己貴命も共に祀られる、豊かなご神縁を感じるお社となっています。

かつては“森の灯台”だった場所

淀川のほとりに面していた旧境内には、
千年を越えるクスノキが何本もそびえ、
竹林や松の木とあわせて鬱蒼とした森をつくっていました。

なんと、江戸時代には淀川を行き交う船の“灯台”としても活躍。
風をとらえながら、船乗りたちはこの森を目印にしていたのだそう。

淀川改修でお引っ越し、それでも変わらない“まちの神さま”

明治33年の淀川改修で、神社のあった場所が川の一部になってしまい、
現在の東淀川区天王寺庄・長沢の地へとお引越し。
以来、周辺地域の氏神様として今も大切に守られています。

町の発展とともに周囲の地名や町並みは変わりましたが、
“おおみやさん”のやさしい空気と、ほっとする佇まいはそのまま。

今では駅近の癒しスポットに

平成18年には大阪メトロ今里筋線「だいどう豊里駅」も開業し、アクセスも便利に。
今では内環状線沿いという都会の一角にありながら、
ほっとひと息つける静かな空間として親しまれています。

お散歩の途中や、ちょっと心を整えたいときに。
“おおみやさん”で、やさしい時の流れに包まれてみませんか?

主祭神 [神社の中心的な神様]
  • 安閑天皇
  • 天手力男命
  • 大貴己命
御神徳 [神様から授かる恵みやご利益]
  • 家内安全
  • 商売繁盛
  • 五穀豊穣

 

開運

大宮(大宮神社)

住所:大阪府大阪市東淀川区大道南3-2-2
アクセス:地下鉄今里筋線だいどう豊里下車南へ5分
電話番号:06-6328-7104
公式HP:大宮


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