大阪護國神社【大阪市・住之江区】
静かな時間が流れる住之江区の一角に、心をそっと整えてくれる「大阪護國神社」があります。木々に包まれた広い境内は、都会にいることを忘れてしまいそうなほど落ち着いた空気に満ちていて、ふとしたお散歩にぴったりの場所です。
こちらの神社では、大阪ゆかりの英霊およそ10万柱をお祀りしており、その祈りの空間には、時代を超えて受け継がれてきた想いが静かに息づいています。訪れるだけで、どこか心が引き締まり、またやさしく包まれるような不思議な感覚に。
皇室とのご縁も深く、格式ある佇まいながらも、身近に感じられるのがこの神社の魅力。家内安全や除災招福といったご利益にも恵まれ、そっと背中を押してくれるような存在です。
住之江の静かな神社で、自分と向き合う穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
住之江の静けさに包まれて、大阪護國神社へ
にぎやかな都会のなかに、そっと心が落ち着く場所。
住之江区にある「大阪護國神社」は、木々に囲まれた広い境内と、歴史を感じる静かな空気が印象的な神社です。
遠くに行かなくても、気持ちをリセットしたいときにふらっと訪れたくなる、身近なお散歩スポットです。
大阪に眠る英霊たちを静かにお祀りして
昭和15年、戦地で亡くなられた方々を永くお祀りするために創建された大阪護國神社。
鎮座する住之江の地は、当時は湿地帯でしたが、多くの人の奉仕のもと整地され、今の穏やかな姿へと生まれ変わりました。
10万人を超える英霊の想いが宿る場所
明治維新から太平洋戦争までの間に命を捧げられた、大阪ゆかりの約10万5千柱の英霊をお祀りしています。
境内には、さまざまな部隊が建てた慰霊碑が点在しており、歩くたびに静かな祈りの気配を感じられます。
時代を越えて受け継がれる祈りの場
戦後はGHQの命により神社名の変更を迫られ、一時「浪速宮」として存続していた時期も。
ですが、昭和27年に正式に「大阪護國神社」の名が復活。
以降も多くの人々の支えによって、丁寧に守られてきました。
皇室とのご縁も深い神社
昭和天皇や香淳皇后をはじめ、上皇・上皇后両陛下(当時は皇太子ご夫妻)など、
これまでに21回ものご親拝を受けた格式ある神社でもあります。
また、節目の年には天皇陛下から幣帛料(お供え)も賜り、全国から多くの参拝者が訪れます。
住之江で、心を整えるひとときを
慰霊碑のそばでそっと手を合わせたり、木陰で深呼吸したり。
日常の中で立ち止まり、平和のありがたさに思いを馳せる、そんな時間を持てる場所です。
住之江公園駅からも近く、アクセスも便利。
お散歩ついでに、少し足を延ばしてみませんか?
- 戦歿者御霊
- 仁徳天皇
- 東郷元帥
- 国家安寧
- 家内安全
- 除災招福