水神社(野江水神社・野江神社)【大阪市・城東区】
大阪市城東区にある水神社(野江水神社・野江神社)は、静かな住宅街の中にたたずむ“水の神さま”をお祀りする癒しの神社です。奈良時代からの歴史を持つこの地で、地域の暮らしと共に歩んできたやさしい存在。
水・火除けや家内安全といったご利益があり、江戸時代には「雨よやんで」と願った村人の声に応えたという伝承も残されています。
また、このエリアはかつて芸能の発祥地としても知られ、文化の香りただよう歴史も魅力のひとつ。
駅からもアクセスしやすく、お散歩がてらふらっと立ち寄れば、ほっと心がほどけていくようなやさしい時間に出会えるはず。ちょっと一息つきたいとき、自分を整える“神社タイム”を過ごしてみませんか?
水辺のまち・野江にたたずむ、やさしい“水の神様” 野江神社で深呼吸のひとときを
大阪・城東区の住宅街の一角にある野江水神社と呼ばれる水神社(通称:野江神社)。
「水の神さま」として、地元で長く親しまれてきた、ちょっぴりスピリチュアルで落ち着く場所です。
駅からもアクセスしやすく、お散歩がてらふらっと立ち寄れる小さな癒しスポットとして、地元のみなさんに人気なんです♡
菜の花から始まった“野江”の物語
このあたりに人が住み始めたのは、なんと奈良時代・神亀元年(724年)ごろ。
菜種油を献上して「油江村(あぶらえむら)」と名付けられ、やがて「野江村」に変化したと言われています。
そんな歴史あるまちの真ん中に、水害から守るためにまつられたのが「野江神社」。
地元では「水神さま」とも呼ばれ、水火除け・家内安全のご利益があると伝えられています。
「雨よやんで…」村人の願いに応えた神様
江戸時代の記録によれば、大洪水の際に快晴祈願をしたところ、見事に雨がやんだという奇跡も!
その時、神前に奉納された「水徳甘露神 万民化楽 氏子繁昌之所」という木札も伝えられており、神様のご加護を感じるエピソードが今も残っています。
「水の神さまに守られている」そんな安心感が、今も地元の人たちに大切にされている理由のひとつです。
歴史を感じる神社で、静かな時間を
社殿は明治時代から何度も修復を重ねてきた、趣のある建物。
木のぬくもりを感じる拝殿や、静かな境内は、なんだか時間がゆっくり流れているような空気感。
忙しい毎日にちょっと疲れたとき、ここに来るとほっとできる。
そんな“心の避難場所”のような神社なんです。
「水」と「芸」の地、ちょっと面白い歴史も♪
実はこのあたり、鎌倉〜南北朝時代には「榎並猿楽(えなみさるがく)」という芸能の拠点でもありました。
猿楽はのちに能楽となり、観阿弥や世阿弥へとつながる日本文化のルーツに!
そんな歴史のエッセンスを感じながら歩くのも、城東さんぽの醍醐味です。
駅チカで行きやすい♪ ふらっと癒されに行こう
京阪「野江駅」や大阪メトロ「野江内代駅」から徒歩圏内の好アクセス。
お仕事帰りや週末のお散歩に、ちょこっと立ち寄るのにぴったりの神社です。
境内に吹くやわらかい風、手水舎の水音、やさしい空気感にふれると、
心の中のざわざわが、すーっと静まっていくかもしれません♡
ご利益は水火除け・家内安全。やさしい願いをそっと込めて
ちょっと疲れた日、モヤモヤした時、静かに手を合わせるだけで、気持ちが整っていく。
そんなやさしい神さまがいる場所、それが「野江水神社」です。
がんばりすぎずに、ふっと一息。心を整える“ご近所神社タイム”、始めてみませんか?
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