静かな住宅街の中に、ちょこんと佇む「鷹合神社」へ
東住吉区の鷹合(たかあい)エリア。にぎやかな通りから少し離れると、
ほっとひと息つける場所…それが「素盞鳴尊神社(すさのおのみことじんじゃ)」、通称「鷹合神社」です。
ご近所さんには「牛頭天王さん」としても親しまれていて、
長い歴史とともにこの町の人々をやさしく見守ってきた、そんな神さまです。
「鷹合」という地名とともに歩んできたお社
この神社の始まりは、はるか昔。記録によると、すでに延徳元年(1489年)以前には
「鷹合の祭」が行われていたといわれており、地域の人々にとって大切な祈りの場所だったようです。
もともとは村の東の方にあったそうですが、後の時代に今の場所にお引っ越し。
それ以来、ずっとこの地の守り神として、あたたかく見守ってきてくれています。
名前は変わっても、変わらないやさしさ
時代とともに、神社の名前も少しずつ変わってきました。
昔は「牛頭天王(ごずてんのう)」とも呼ばれ、疫病除けの神さまとして信仰されていたことも。
明治時代には正式に「村社」に指定され、「素盞鳴尊神社」として現在に至ります。
名前は変わっても、神さまのやさしさと地域への思いは変わらず、今も静かにこの町を見守ってくれています。
そっと訪れたい、日常に寄り添う神社
朝の散歩の途中、買い物帰りのひととき、少しだけ心を落ち着けたくなったとき。
そんなふうに、日常のなかでふと立ち寄りたくなる場所です。
季節の風に吹かれながら、ゆっくり深呼吸。
「鷹合神社」で、静かな時間を過ごしてみませんか?
主祭神 [神社の中心的な神様]
- 素盞嗚尊
御神徳 [神様から授かる恵みやご利益]
- 家内安全
- 商売繁盛
- 交通安全