八坂神社(上のやさかさん)【大阪市・大正区】
大阪市大正区の静かな住宅街にたたずむ「八坂神社(上のやさかさん)」は、地元の人々に長く親しまれてきたお社。ふらっと立ち寄るだけで、やさしい空気にふわっと包まれるような、心がゆるむスポットです。
境内には、龍神さまをお祀りする「姫嶋龍神社」や、学問の神さまである菅原道真公の「天神社」もあり、家内安全・商売繁盛など、さまざまなご利益に恵まれるのもうれしいポイント。
大正区で、ちょっとひと息つきたいとき。散歩の途中に、願いごとをそっと心の中で唱えたくなるような、そんなあたたかさがここにはあります。
大正区で見つけた、ほっとひと息つける「上のやさかさん」
静かな住宅街にひっそりと佇む「八坂神社」。
地元では「上のやさかさん」と呼ばれ、長く愛され続けているお社です。
喧騒から少し離れたこの場所は、まるで時間がゆっくり流れているよう。
通勤帰りやお散歩途中にふらっと立ち寄って、深呼吸したくなる…そんな癒しの空間が広がっています。
町のはじまりとともに祀られた神さま
この神社の始まりは、なんと江戸時代初期。
慶長15年(1610年)、大正区のルーツともいえる姫嶋(勘助嶋)を開拓したのが、中村勘助という人物でした。
勘助翁は、水利の恩人としても知られています。
彼は正保4年(1647年)、京都・祇園の八坂神社から神さまをお迎えし、
人々の暮らしと町の繁栄を祈ってこの地にお祀りしたのが、八坂神社のはじまりです。
時代を超えて、守られてきたまちの神社
その後、宝永の大地震の影響で社殿は現在の場所へ移され、
明治には近隣の八坂神社を合祀するなど、地域の信仰の中心として成長していきます。
戦時中の空襲で一度は焼失してしまいますが、昭和32年に見事に再建され、
今もなお多くの人々の心の拠り所として親しまれています。
ちいさな境内に宿る、あたたかなご神徳
境内には、龍神さまを祀る「姫嶋龍神社」、そして学問の神さま・菅原道真公をお祀りする「天神社」も鎮座。
小さな境内ながら、さまざまなご利益に包まれているのが魅力です。
心静かに手を合わせれば、不思議と背中をそっと押してくれるような、そんな安心感がここにはあります。
毎日をちょっと豊かにする、街角のパワースポット
朝の通勤途中に、夕暮れのお散歩ついでに、
何気ない日常の中で立ち寄りたくなる「上のやさかさん」。
時代を超えて人々の暮らしを見守ってきたこの神社で、
そっと願いごとを唱えてみませんか?
- 素戔鳴尊
- 天之穂日命
- 応神天皇
- 家内安全
- 商売繁盛
- 水利水運守護